2010年2月 6日 (土)

Photo_2Konica Minolta Dimage X60  (神戸)

寒い日、ルミナリエのあった場所を歩く。
あの夜の煌めきとは裏腹に、そこにあるのは現実そのもの。寒々としたコンクリートと落葉した木々、梢を抜ける風と誰もいない公園……。
そこにある手形のモニュメント、木漏れ日の中に希望の顔を覗かせる。
公園を散歩していたら、大きな木の幹にポスターが、近づいて見ると「ハトに餌をあげないで下さい。近くの住民が(糞害)に困っています。」と……。
糞害よりもっと憤慨することが沢山あるし、このポスター自体が“違法広告物”なのだ。
かつて、ハトは平和の象徴だった。色々の式典で、ハトを放つ、ピース(タバコ)のデザインはいまだに新鮮である。
近くのベンチに腰掛けた一人の老人、周りにはハトとスズメがいる。パンをちぎってあげている、驚かさないようにそっと回り道をした。
いつもと同じ愚痴の嘆き節になった。
50数年前、多感だった頃によく聴いた曲「ジプシーの嘆き」、フラメンコ・ギター演奏だったのですが見つかりません、で歌で選びました。

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2010年2月 3日 (水)

CAR

Pict007703 Konica Minolta Dimage X60 (波止場のpにて 神戸)

「売って、売って、売りまくれ~!!!」と号令していたトヨタ、この度のリコールもハンパじゃなくなってきた。700万台という年間売り上げに匹敵するリコールの損害は、トヨタにとって然程苦にはなるまいが、風評による打撃は計り知れないだろう。
かつて“TOYOPET”の名で知られていた頃、アメリカでは“TOY PET”と揶揄された時期があったと言う。トヨタに限らずあらゆる日本製は“安かろう、わるかろう”が常識で、今の中国製と同じであった。半世紀の努力のお陰で今の日本が成り立っている。
“made in japan is best”の神話が崩れかけてきた。
創始者亡き後のホンダも同様、クリエーターとしてのステイタスを捨て、メジャーの方向に向かい、リコールに追い討ちをかけているし、世界に売り込もうとしている目玉商品の新幹線までもである、……。
パンタグラフのネジを付け忘れていたと言うが、気を付けたいのは“人間の頭のネジの緩み”ではあるまいか。
国会もおかしい、当ブログで取上げた“社会的七つの大罪”('09.10.15)を引き合いにだした首相の演説に、野党の先生が感激している。「そんな場合じゃないでしょう」と言いたい。

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2010年1月30日 (土)

ウイーク・エンド

Image0303

Minolta CLE M-rokkor 28/mm f 2.8 Kodak 400TX

暖かい好天の週末、8キロ余りを1時間45分程のスピードで歩いてきました。ま~、なんと言うことはない、老人の日常なのです。
で、折り返し地点に待ち受けているのが“鯛焼きくん”なんです。甘いものが好きで、梅干に砂糖をまぶして食らう私ですから、見逃すはずはありません。あずき餡とマスタードから、勿論あずき餡をえらびます(1個100円と60円があります)。飲み物は無料、世知辛い世の中でこんなサービスもあるんです。これで、ウオーキングに必要なエネルギーは充分です。
で、明日あたりから天気も狂いそうなので、猫の餌を仕入れに行くことにしました。行き先はいつもの店、人力車のようなカートに載せ、レジに並びます。さすが週末、いつもと違い結構多くの客で賑っています。
レジの近くまで順番が回ってきたとき、高齢の夫婦(と言っても私より若そう)が老眼鏡を見ていました。ほら、通路においてある1~300円ほどのあれ……。茶色の顔の長いペット犬をカートに乗せたこの老夫婦、やおら老眼鏡を手に取り、ペット犬にかけて正面からじっと見ているんです。ワン公は素直にじっとしています。見ているうちに3個ほど取り替えています。で、興味があったので一言声を掛けてみました。
「ワンちゃんもメガネを掛けるんですか?」……返事が返ってきました「私が掛けるんです!!」。──似合うかどうか、ワンちゃんに掛けて選んでいたんですね~、いくら面長な人でも、犬の顔ではちょっと形が違うと思うんですがね~、世の中色々な人がいるものです。

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2010年1月23日 (土)

暮景

Photo Konica Minolta Dimage X60  (南千里)

豆カラス?
大阪の天保山(日本一低い山 4.53m)に“黒いスズメ”が現れて話題になっていると言う。普通のスズメよりやや小さく全身真っ黒なのが一羽と少し茶色っぽいのと二羽いるとのこと。専門家によると、色素が変異した黒化固体。白いスズメもいるようだが……。
で、先日ゴ~ゴ~と吹き荒れる野次のなか通常国会が始まった。野党の後部席には“福、安、麻”の三氏も見える。中には黒い頭のネズミ?、いや~、今はグレーでやがて突然変異を起こして黒くなるのでは?と思われる人も。「私は、法律にふれるようなことはしておりません」と連呼するが、政治家としての倫理感が見えてこない。
巷の庶民は生きるため必死で頑張っているのに、方や億単位の金をロンダリングしている。大きなマイナスイメージを背負ってしまった民主党、先は危うい。白いスズメや黒いスズメは愛嬌もあろうが、頭の黒いネズミは戴けない。
友達同士で将棋を指していた頃、形勢が有利になってくると「お前“せんち詰め”にしたろうか」なんて大口を叩いたものだ。“せんち”とは方言で便所だが、王将が将棋盤の隅で詰められる一番不名誉な負け方なのである。ぷんぷん臭う“せんち”の中へ詰め込まれる王将は哀れである。トイレと言う呼び方にはあまり臭いを感じない、無論水洗トイレであるが……、ちなみに、将棋用語では“雪隠(せっちん)詰め”と云う言い方をするが、こころなしか上品な響きがする。……サンケイ新聞22日朝刊(大阪版)に“小沢容疑者”と誤表記していたようだが、なにが何でも早すぎる……

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2010年1月21日 (木)

摩天楼

Photo Konica Minolta Dimage X60 (三宮 神戸)

マンハッタンかと思えるほどの“のっぽビル”が林立する光景は面白い。
冬の西日を受けて“ひょろひょろ”と頼りなげに揺れる。歩きながら見れば、巨大な走馬灯のように回る、凄い……、ふと、“摩天楼を夢見て”という映画を思い出した。
テナントビルの一室にある不動産会社、そこに勤める営業マンの日々の苦労を描いたもの。日本のドラマにもコピーものがあったが、兎角問題の多い不動産事業の内幕を垣間見る作品だった。
女性のいない映画というのもめずらしいが、ジャック・レモンが好演し年齢と共に風貌もシリアルな作品が似合うようになった。
このビルの内にも同じようなドラマがくり広げられているのだろう。

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2010年1月18日 (月)

冬の陽

Photo Konica Minolta Dimage X60

35年もの間続いた我が家同然の喫茶店が今月いっぱいで閉店されることになった。一遍の通りがかり客相手の店ではなかっただけに惜しい。
ついでに私は行き場を失うことになる、で、いまさら新たな居場所を開拓するのも億劫なのだが致し方あるまい。
隣にいたご仁からも「新しい居場所、開拓してくださいよ~」と頼まれた。”同朋相哀れむ“である。
黒のユニフォームがスタンドバー的な店の雰囲気にマッチしていたし、知的で娘の進学に頭の痛い“Tちゃん”、ケニー・Gが好きでテナー・サックスを吹いていた“Yちゃん”、個性派美人が揃っていた……。

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2010年1月15日 (金)

寒空

Photo Konica Minolta Dimage X60  (千里中央)

ここ数日は本格的な寒さである。行き交う人はコートの襟を立て、亀の子のように首を縮めて先を急ぐ。
……で、“ふところ”の寒さも手伝って心感温度は一層下がることになった。
頼みの綱は今日抽選日の“近畿宝くじ”、猫に踏んでもらうと当たるらしいので、廊下に並べたが避けて通る、嫌がる猫を無理やりだき抱えて何度も踏ませたから今回は間違いなく当たると思うのだが……
この冬一番の寒さ、氷が張ったのが2回目で、雪が舞ったのは初めてでした、今日一日も元気で終わりそうです。

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2010年1月13日 (水)

新宿西口

Photo_2 Minolta CLE M-rokkor 40/mm f 2.0 Fujicolor 400  (西部新宿)

あの日の朝は寒かった。
雪の舞う朝、下井草から新宿西口へ、歩いて百人町の病院へ行く。AM 6:30頃なのだが暗かった。
……その数ヶ月前のこと、突然“事故”の連絡で上京してみると、複雑骨折した息子の足が天井から吊り下げられている。足首の骨が突き出ているらしい、で、即手術が出来ない。数キロの錘で引っ張っている。
通勤途中の事故だった。原宿近くの事故現場が今も甦る。

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2010年1月11日 (月)

曇天

Photo Konica Minolta Dimage X60 (ポート・アイランド 神戸)

今日は成人の日、私もぼちぼち聖人にならなくてはと、日々努力をしているのですが、なかなか成れません。
で、先日寒さの中、ポート・アイランドから神戸空港まで歩きながら、道すがら出会ったミミズク君の説法を聞きました。いや~、耳がついてないからミミヅクじゃなくてフクロウなんですね~。
蜃気楼のような南港WTCを見ながら“神戸スカイブリッジ”と“空港大橋”の二つの呼称を持つ長い橋をてくてくと歩く、人間は全く通っていません。吹き上げる風の冷たいこと、……。空港内を歩き回って帰ってきました。歩数17,000歩は最近のベスト記録です。

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2010年1月 8日 (金)

流れる

Photo_2 Konica Minolta Dimage X60 (建仁寺の庭 京都)

暇に飽かせて国土地理院の地形図を眺めていると、不思議なことに立体的に見え始める。
高い山、深い谷、勾配の緩急がイメージとして浮かび上がってくるのは、まさしく等高線のなせる技なのだ。登ってみたいと言う衝動に駆られるが、よる年波を考えると、年寄りの冷や水になりかねないので、自重するしかない。
…昨年の事、建仁寺の庭を眺めていたら、水の流れとせせらぎが聞こえてくるような錯覚を覚えた事があった。紛れも無くそこには、桂川の流れがあったし、せせらぎはまさしく岩に当たる水音だった。かつて川霧で霞む桂川で、きしむ艪の音を聞きながら撮影したことがある。
…あれは晩秋の朝のことであった…

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