ジャズ ストリート

Image113041 Image113052 Image113063 Minolta CLE M-rokkor 40/mm f 2.0 ・28/mm f 2.8  Kodak 400TX


“こぼれ陽通り”に面した池の噴水に虹が射している。…めずらしい、…で、撮っていこうと階段を下りたら、ご婦人が携帯で撮影中だ、私も負けじとデジカメで撮っていたら、「虹は神の使者なんです、きっといいことありますよ~」とこのご婦人。「携帯メールで子供に送るんです」と云う。おしゃべりを聞いている内に、返信がきた。さすが文明の利器だと感心した。
…で、神戸に行ったときに立ち寄る喫茶店に、ジャズ演奏のシーンを撮った写真が飾ってある。四つ切サイズでセピア調のトーンがBGMにのって雰囲気を出している。三宮ポートライナー改札口横の店であるが、セルフの店である。…思い出すのが、“ジャズのよろこび”というタイトルの写真で、“マグナム”の写真家だったのは確かだが名前が思い出せない。調べてみたが、数十年前のことなので分からない。ひょっとして“ブルース・ダビッドソン”だったかも、…当時、若くてハンサムだった印象がジャズに結びついた。ネットで調べてみたら、なんと“パリで個展”を開いている。あのハンサム青年が“おじーさん”になっている、肩から斜交いにかけた“ライカ”は当時から使ってきたものだろう“ライカM2”だと思う。ボデーの皮は破れ剥げてダイキャストのボディーが丸見えである。彼の写真人生そのものだと感激した。キャパやブレッソンのいない今の“マグナム”を支えているのはこの人達なのだろうと…

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正倉院展

戦場へ赴く前の腹ごしらえ
Photo 正倉院への道
Photo_2 雨にもめげず
Photo_3 ここから始まる
Photo_4 バス停
Photo_5 Konica Minolta Dimage X60

夜来の雨が降り続くなか奈良へ、お宝が待っていると思えばなんのその、足取り軽くでたものの、・・・が、結果は・・・

  雨にもまけず
雨にもまけず 風にもまけず
季節外れの暑さにもまけず 
汗をぬぐい行列に従い 決してあせらず
急ぐ人あれば 先をゆずり
肩越しにちらりと見える宝物に感動し
時折いすに腰掛けて 疲れをいやす
気をとりなおし 行列にくわわり
自分で進むことなく 人に押されて進み
垣間見える宝物に あれが“天平の美”だと自分に言い聞かせ 
納得するそんな自分でありたい
             宮 川 賢 三

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雨の日に

0099 Minolta CLE M-rokkor 90/mm f 4.0 Kodak 400TX  (長居公園 大阪)

今朝開いたWebのブログ話題に、“ヒートテック”があげられている。暖かいインナーは寒い冬場を乗り切るアイテム、誠にありがたい。
で、“登山や山歩き”をする人達にとっては“三種の神器”と言ってもいいほど大事である。真冬でも山を歩けば汗をかく、汗を吸った綿の肌着が皮膚に張り付く気色は戴けないし、体調を崩すこと受け合いだ。
…、真冬の“大台ケ原”や、ススキの頃の“曽爾高原”で食事をしながらガチガチ震えている人たちを多く見かけたが、私も同じ経験をした。以来、山へ行くときは“肌着第一”と考えるようになった。
15年前に買った“North Cape”をいまだに愛用している。防風のためウインドブレーカーを着ると結構蒸れる、内側は汗でビッショリ、でも肌に不快感は無い。クロロファイバーが、汗を外部に運んでくれるからだ。雪の“比良縦走”や“氷ノ山”の寒風の中でも耐えられる優れものである。人体から発散する水分を吸収して発熱するのだろうが、“暑がり、寒がり、汗かき”と三拍子そろった私には欠かせない必須のアイテムなのです。

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吊るし柿

2_2 Konica Minolta Dimage X60
(我が家の恒例行事“吊るし柿”作り、この柿を正月の“三方”に盛り、歳をとる)

十三夜(10/30)

十三夜の月、雲にかかるどころか、完全にベールに包まれていた。中秋よりも大気が澄むゆえに美しく見えたのであろう十三夜、十五夜よりも響きがいい。乾ききった現代でこそ大事にしたい伝統ある日本人の心の行事かもしれない。・・・何気なくラジオを聞いていたら、今日のパーソナリティーは離婚にかかわる話が多い・・・。本人もその経験者らしい。勧めているわけでもなかろうが、離婚を肯定的に捉えているようだ。樋口一葉の著“十三夜”の“関”も離婚に悩む、・・・で、曰く、「そこまで決心がついているんだったら、それが良いかも」と云うコメント・・・、ん~と唸ってしまった。様々な訳はあるだろうが、切り抜ける英知が人間にはあると思うのだが?、我がことになるとなかなか・・・。で、先日終わったプロ野球の“ドラフト会議”のようなものがあって、よれよれになった旦那や奥方をトレードにだせば良いかも・・・な~んて。マジでこんな事を言ったら“袋叩き”にあうかも知れないと、びくびくしながら、内心はにんまりと肯定をしているのであります。

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寒い朝

Pict0021 Konica Minolta Dimage X60
(これは“クロ”で“クネ”は耳の先に風きりがあるので見分ける)

イヴの総て
1950年代、アメリカの映画雑誌“silver screen”の表紙がアン・バクスターであったのを記憶している。日本の学校で学ぶため、一時帰国していた友達の“テッド”がくれたものだった。卒業当初は、シカゴからクリスマスのグリーティングカードをもらっていたが、いつの頃からか音信が途絶えた。かのアン・バクスター、ジーンズ姿でバンダナを首に巻き、左手には“鞭”、馬の鞍に手を添えた西部劇のスタイルであったが、“イヴの総て”が制作された頃だと思う。・・・大女優ベティ・デービスを相手に、スターを目指す、したたかな女優を堂々の演技で見せる中堅女優だったのだろう。230円で借りたこのDVD、忘れかけていた記憶が甦る。いまどきのエンタメ映画ではなく、当時は“シリアス”なものが多かった。社会的風潮だったのか・・・。 PS:端役というより、通行人程度の役でマリリン・モンローが出てくるし、脇役で後世に残るセルマ・リッター、・・・かのヒチコックの作品“裏窓”での、グレース・ケリーや報道カメラマン扮するジェームズ・スチュアートとわたりあう素晴らしいおばさんもいる・・・

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いつもの喫茶店

Pict0029 Pict0033 Konica Minolta Dimage X60 (いつもの喫茶店)

7(セブン)

「はじめてでしょうか?」、「あぁ」、「それでは、ご説明させていただきます」と、一枚のシートが目の前に出された。・・・片道3,000歩、15分から20分の距離にあるレンタルビデオ屋さんの受付カウンターでのこと・・・。今朝は二階の広場から“ボンド・ストリート”の前を抜けてきた。診療所の開くのを待つ人、趣味のクラブへ来る人、出勤前のサラリーマン等々、朝の出入りは多い。一杯のコーヒで時間をつぶし、ビデオ屋さんに来たのだ。・・・一通りの説明を受け、最後に「確認のため、免許証をお見せいただいてよろしいでしょうか?」と言いながらも、店内の様子にも気を配っている。若い人は流石、二つ三つの仕事を同時にこなしている。で、200円の会費を納めてカードが出来あがった。狭い通路を縫って探し当てた“セブン”、黒い袋に入れて渡された。
定年を一週間後にひかえた敏腕刑事の後任に、若い刑事が赴任する。“一家言”を持つ二人の対話から物語りは始まる。・・・早速に起こる殺人事件、風船のように腫れ上がった大男がテーブルにもたれて死んでいる。周りに散らかった料理、バケツの中にはゲロした汚物、・・・無理に食わされて殺された殺人事件だと、刑事の推測は展開していく。七つの大罪を基にした変質者の犯行と気付くのは、しばらく経ってであった。どのシーンも残酷そのもので目を覆うばかり・・・
最後の大罪“憤怒”を残して犯人は自首するのだが、これからが圧巻である。・・・物語のシーンは、退廃を象徴する砂漠、砂塵と共に近づく一台の車に緊張感が走る。「客から頼まれて、この場所に届ける荷物を持ってきた」と言う。―その中味は、若い刑事の愛した、しかも妊娠中の“妻の生首”であった―。怒り狂った刑事は犯人を射殺しようとするが、老刑事が必死で止めようとする「ここで撃ったら、お前の負けだ」と・・・、甲斐なく射殺する、・・・ありったけの弾丸を撃ち込んで・・・。―残されていた“憤怒の大罪”を若い刑事自らが犯してしまう―、やりきれない結末であった。
・・・山坊主さん、ありがとう・・・

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商売繁盛

Pict00012 Konica Minolta Dimage X60
(大阪ミナミ 道頓堀)

愛のかたち
今日の映画は「60歳のラブレター」最終日であった。ここの所、昔を懐かしむのか、映画を見るようになった。テレビと違って、大きな画面とサラウンドのコンビネーションが別世界を演出してくれる。「エレジー」「ワルキューレ」「三国志」そして今日であるが、見始めると予告編の効果もあいまって、つい足が向く。■老いてゆく男、この老教授に恋をする女子学生、永遠に近づけない時空、やがて重い病を背負うことになるこの女性、救いようの無いもどかしさに悩む老教授、すべてがエレジーであった。■ヒトラー暗殺を企てる中でのスリルとサスペンス、ま~ま~と云うところか。■吉川英治著の三国志は面白かったが、思い入れが大きかった為か不満が残る。ハリウッドのアクションものを中国版に作りかえたみたい、ハンマーで脳天を叩き続けられたってところか、軽い脳震盪を起こしてしまった。■・・・で、時折ご厄介になる近くの内科の診療所に置いてある“60歳のラブレター”、読んでいくくうちに、様々な夫婦の情景と“愛の象(かたち)”に出会う。微笑ましい夫婦あり、時折目頭かあつくなるるような情景がある。そんなときにかぎって、○○さ~んと看護婦さんの声、まったくタイミングがよくない。ばつの悪さを我慢して、先生の前へ・・・、「どうしました?」と云う先生の問診が始まる・・・

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月下美人

Photo Konica Minolta Dimage X60
(我が家で咲いた「美人」です。

伝説の“アリー”
喫茶を出たのがAM.10:15頃、100歩と離れていない所の映画館が眼に入った。と言うより、入り口に置かれた往年の名機“アリーフレックス”を髣髴させるシルエットの看板が目に留まったのだ。
かの名作?、ヤコベッティの“世界残酷物語”が瞬間的に思い出された。と同時に、私自身がどん底に喘いでいた時でもある。主題曲“モアー”が巷に流れていた。作品の“人権問題”に対する描写もさることながら、40年の時を経た記憶には“残酷さ”のみが残っている。
でっかい35/mmフィルム用長尺マガジンを背負った“アリー・フレックス”、当時は珍しい“ズーマーレンズ”の魁であったように思う。ほとんどのムービーが、ターレット式であったから・・・。ニュース映画のほとんどが“アリー”で撮られていたと云う話も聞いたことがある。
双璧をなすスティールカメラの頂点は、やはり“リンホフ・テヒニカ”であろう。手持ちで使うには相当の腕力を要するが、“ジッツオ”にセットされた姿が美しい。今もって多くの伝説を持ち、4×5インチのプロポーションが名作を残している。“テヒニカ”の性能を引き出すには、イメージサークルの大きい高価なレンズが必要になる。写真を志す者の“ステイタス シンボル”だと、夢に見た時もある・・・

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奈良にて

4 Minolta CLE M-rokkor 28/mm f 2.8 Y48 Kodak-400TX

喫茶店
昨日は快晴の秋日和であったが、薄いベールで覆われたような今日、なにやら、ばたばたしている家内の側をすり抜けて外に出た。
その気はなかったのだが、足の赴くままに・・・,コーヒーと卵、そして定番のトーストには、――たっぷりのイチゴジャム――450円のモーニングサービスである。AM.9:30過ぎ・・・
今日は、いつもの喫茶とは違う。
かつては、この喫茶の前を小川が流れ、せせらぎを聞きながらの優雅な処であった。とは言っても、巨大なビルの地下なのだ。  一人のときはカウンターがいいし・・・、ほとんど一人なので、その方が気が和む。隣人は新聞を読み、カウンターの端に陣をとる人は、単行本を片手にコーヒを飲みながら、過ぎ行く時を味わっているようにも見える。
私は、目の前にあるサイホンの沸騰する様を眺めながら、赤いジャムがたっぷりと塗られたトーストを口に運ぶ。「うまい」
何所にでもある、変哲もない朝の光景・・・が、ゆったりと流れる時の後で訪れる喧噪は、都会のララバイか・・・

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七つの大罪

Photo Konica Minolta Dimage X60

桂川の右岸にあるボート乗り場の近くで見た一枚の掲示物、マハトマ・ガンジーの「七つの社会的罪」である。・・・国民のためには、程遠い日本の政治にうんざりしていたら、政権が代わった。仕事は官僚まかせ、国民不在の権力闘争のみに明け暮れる、半世紀以上もよく続いたものだ。労働なき富にも我慢出来ないが、産地偽装や、かつての汚染米、賞味期限を書き換える、こんな”商”もいただけない。この七つの大罪、いちいち御もっともである。

マハトマ・ガンジーの葬儀を撮った一枚の写真を思い出す。枯れ木に登ってガンジーとの別れを惜しむ者がいる、遥か彼方に霞むほどの群衆、ファインダーの中で、かの”ブレッソン”も悲しみを共感したに違いない。・・・ふと思い出したのが、オムニバス形式で作られたフランス・イタリアの合作映画、「七つの大罪」、ロベール・オッセンやクロード・オータン・ララなど当時の名監督がいる。キリスト教の戒律とでも云うのだろうか、こちらの方は、ユーモアとウイットに富んでいて、とても面白かった。・・・、この思い出は、17~8歳の頃だったろうか・・・

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